大腸癌患者の看護

目標

術前

  1. 手術についての説明を理解し、受容していることを言葉で表現できる
  2. 術後の合併症予防のために計画された行動をとることができる
  3. 人工肛門を造設した場合、ボディーイメージの変化についての感情や考えを表出することができる

術後

  1. 合併症を発症することなく、順調に過ごすことが出来る
  2. 術後合併症予防のための行動をとることが出来る
  3. 人工肛門造設の場合は人工肛門を受け入れ、セルフケアを確立することが出来る

観察

術前

  • バイタルサイン
  • 全身麻酔のための検査
  • 排便状態
  • 腹部膨満、腹痛
  • 悪心、嘔吐
  • 食事摂取状況

術後

  • バイタルサイン
  • 創部ドレーンからの排液の性状、色、臭気
  • 創部痛
  • 尿量
  • 呼吸状態
  • 腹部症状

ケア

術前

  1. 検査の必要性、方法を分かりやすく説明して協力を得る
  2. 検査の結果について、医師から十分説明を受けることができるように配慮する
  3. 術前オリエンテーションを不安なく受けられる様に援助する
  4. 家族の支援が得られる様必要時参加を求める
  5. 不安を表出できる様にするため以下のケアをする
               ・患者や家族の訴えをよく聴き、受容的態度で接する
               ・不安が表出できる様患者や家族との信頼関係をつくる
               ・癌に対する不安は、医師から十分説明が受けられる様にする
               ・静かで休息のとれる環境をつくる

指導

  1. 患者が術後の状態を具体的にイメージできる様に説明する。特にドレーンやチューブ類が挿入されるため、その重要性を認識できる様に働きかける
  2. 医師の説明で理解不足の内容があれば追加説明し、納得して手術が受けられる様にする
  3. 不安な状態を表出してもいいことを伝え、不明なところは質問するよう促す

術後

  1. ドレーンの管理を行う(固定、屈曲はないか)
  2. 安静度を確認し、体位変換はゆっくり行う
  3. 出血時は医師に報告する
  4. 出血量が多いときはガーゼカウントを行う
  5. 出血時は体動を制限する
  6. 処置時には声かけを行う

指導

  1. 出血時には患者、家族に不安を与えないよう言動に気をつけ、状況を医師より説明してもらう
  2. 処置時には声かけをし、その都度必要性を理解できるように説明する
  3. 安静制限のある時は必要性を説明し、体を動かしたい時は看護婦に声をかけるように言う

  • 最終更新:2013-12-04 02:55:32

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