診察時の固定法(小児)

目的

一定時間の安静が求められたり、処置のために体動を制限する必要がある場合、患者の安静や手術後など、治療上の必要や安静のために用いる。

方法

診察

  • 座位のまま行う場合、介助者がいる場合は親に両手と胸部を抱きかかえてもらい、両足は親の大腿部ではさみ、介助者は耳に触れぬよう頭部を後方から固定する
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  • 介助者がいない場合は子どもの足は前期と同様に固定し、左手で児の両上肢と胸部を抱きかかえ、右手で頭部を押さえ込むようにして親の胸へ密着させる
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  • ベッド上で行う場合、ベッド上で挙上位とし、親がなだめつつ押さえ、他の介助者が膝関節を押さえる
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注射

  • 年少児で確実に固定する場合、2名の看護師で介助する

  • 穿刺中、動かないように2関節以上を固定する

  • 上腕を選択した場合、上肢~肩関節と肘関節を固定する

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その他

  • 抑制を行う場合は最小限にし、目的に沿った確実な方法をとる

  • 固定中は観察を十分に行い、目的が達成されればできるだけ早く除去し、安全と事故防止への配慮を十分に行う

  • 抑制や固定にあたっては子供や家族に同意書をとる必要性がある場合もある

  • 終了後は子どもにとって恐怖体験として障害を残さないように、しっかり抱いてあげたり、心からほめ、家族の慰安が受けられるように配慮する

  • 抑制、手段や方法には抑制用ジャケット、関節・上下肢抑制帯、ひもや包帯、手袋、バスタオル、シーツ、砂嚢、シーネ、固定板などが使用される

  • 安全で必用最低限の抑制や固定のためには個々の発達段階や活動状況を考慮して工夫することが必要

  • 月齢の少ない乳児はベッド上に寝かせ、胸部→腹部→四肢→頭部の順に診察し、口腔診は一番最後に行う

  • 親または介助者が児の両手を挙上位とし、両手を抑えつつ、そのまま頭部をも固定して行う

  • 人見知りして泣く乳児以上1~2歳の幼児は親の膝に座らせたり、抱くようにする

  • 3歳以上の幼児は椅子に座らせ、親が横または後方から支えたり、手を握っていてあげると安心するためか診察しやすい。

  • 診察順も前胸部からではなく、背中から開始し、痛くないことが分かると、暴れなくなることもある

  • 胸部触診は泣き暴れていると難しいことになるし、詳細が分からないことも多い。

  • 最終更新:2019-08-23 21:55:15

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